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カルナバイオとGilead(ギリアド)社のライセンス契約が発表されました

すでにご存知の方も多いと思いますが、二村晶子が2年以上交渉を続けてきた、カルナバイオサイエンスとGilead(ギリアド)社のライセンス契約が締結され発表されました。

https://www.gilead.com/news-and-press/press-room/press-releases/2019/6/gilead-and-carna-biosciences-announce-research-and-development-collaboration-to-develop-novel-immuno-oncology-therapies

本ディールにより、カルナバイオが作り出した斬新で質の高い化合物と技術をGileadにライセンスすることで、Gileadの超一流の人材と資金力により、一気に有望な薬の開発を実現し、将来的に多くの患者さんの役に立つような薬になることを願っています。

今回のディールは、日本のバイオテク業界にも希望を与える素晴らしいディールとして、いろいろな方からお祝いの連絡をいただき、ささやかな貢献ができたことを私も嬉しく、そして誇りに思います。皆様、ありがとうございました。

今後も、新規ネタの創出、そして良きパートナーとのマッチメイキングなどには常に力を入れて医療の促進に貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

二村晶子

Orange County Rescue Missionを見学しました

私の主人のマグロ釣り好きは巷では有名ですが(Doug Inouye Tuna と検索してみてください)、釣り仲間で、(オレンジ・カウンティの)Tustin市の元市長さんである、Al Murrayさんが、Orange County Rescue Missionを案内してくださりました。

ホームレス向けのシェルターというのは各地にありますが、本組織が管理するThe Village Of Hopeを訪問して、感動しました。ホームレス・シェルターという言葉から想像するイメージとは全く違う、リゾートと学校を掛け合わせたような場所で、ホームレスになってしまった方たちを、中から、そして外から、安全な環境で支えて人生の立て直しを助ける、情熱にあふれた場所でした。

そもそも今回の見学に至った理由は、私の主人が4月末から5月上旬にかけて16日間メキシコでマグロ釣りに行った際に、マグロが釣れ過ぎて、親戚や友人に配っても配れ切れずにいたところ、元市長のAlさんが、本シェルターに魚を寄付したらどうか、とおっしゃったことに始まります。

このシェルターは200名近い人が居住していますが、まるで学校のように勉強やキャリアためのプログラムが一人一人に組まれ、色々なスキルを身に着け、1,2年後に卒業するまでにはフルタイムの職に就いて自立できるように支援します。

Orange County Rescue MissionのPresident Jim Palmer氏の長女、Nancyさん、そしてTustinの元市長、Al Murray,そして私、二村晶子 ゲートの前で

(左から)本組織のPresidentのJim Palmerさんの長女、Nancyさん、元Tustin 市長のAl Murrayさん、そして私、二村晶子 The Village of Hope入口で撮影

子供と一緒に入居するシングルマザーも多く、petting zooや、きれいなプレイグランド、デイケアがついています。
子供と一緒に入居するシングルマザーも多く、petting zooや、きれいなプレイグランド、デイケアがついています。

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食堂もおしゃれな感じで、スターバックスをはじめ、様々なルートで寄付された食材を有効活用して、毎日600食用意されるそうです。

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第20回 JABI Salon で二村晶子の兄、二村夏彦が講演します。

JABIは二村晶子(InfiniteBio社CEO)が現在会長を務めているNPOで、シリコンバレーのベテランコンサルタント(ナビゲーター)達が形成するネットワークです。JABIでは今後、これまでのイベントの開催に加え、ナビゲーターによるシリコンバレー現地での市場調査レポートを販売していく予定です。今回の講演会はそのキックオフを兼ねた、記念すべきイベントです。二村夏彦(InfiniteBio社のディレクター)は、ITの専門家で、本記念すべきイベントで講演することになりました。

20 JABI Salon 講演会のお知らせ

JABI: Japan America Business Initiatives

 

演題 : 「シリコンバレーでAIビジネスの動向調査を行ってみた!」

概要 : 今、世界的にホットなキーワード「AI・人工知能」によって、世界経済におけるビジネスモデルが変わろうとしている。今春、予知保全(Predictive Maintenance)とAIに関する調査依頼に呼応して、JABIの有志メンバーによるAI関連企業の動向調査が行われた。カリフォルニア州にあるAI関連分野の企業186社を選出、その中からクライアントのニーズに最も需要であるシリコンバレー15社を訪問など、様々な調査や取材を実施した。日本はもちろん、欧米、中国など世界の経済情勢が激しく動く中で「イノベーションの中心地、シリコンバレーにおけるAIビジネスの動向」という最新の情報を実際に見聞きして、肌で感じた取材の体験を調査メンバーが座談会風にお話します。

 

講演者 : 大永英明、岡田朋之、中島和宏、二村夏彦 (順不同、敬称略)

日時 : 2016年9月24日(土)午後3時~6時 (会場2時45分)+ ネットワーキング 場所 : 会議室 #230D   3080 Olcott St., Santa Clara, CA 95054 費用 : 会員(無料)一般(10ドル)学生 ($5)

申し込み方法 :  以下のリンクよりお申し込みください。当日、会場では、支払いの受付はしておりませんので、当日参加の方も、事前にオンラインでの登録を済ませていただきたく、宜しくお願い致します。尚、ご登録後に参加をご辞退される場合の参加費の返金はできかねますので、どうかご了承ください。

http://jabi-salon20.eventbrite.com

お問い合わせ : info@jabi-sv.org

Share this event on Facebook and Twitter We hope you can make it! Cheers, JABI-SV (Japan America Business Initiatives – Silicon Valley)

講演者略歴 :

大永英明: 1970年にアメリカに留学。卒業後、世界初のロボットメーカー、Unimation社 に入社、ロボット制御装置の開発に携わる。 続いてAdept Technology社では、アジア太平洋地域のディレクターとして、視覚付きロボットのアジア市場浸透に貢献。現在はInnovation Matrix, Inc.で米国メーカーの産業用、サービス用ロボット関連製品の日本、アジアでの販売を行う一方、Muscle Robotics, Inc.で日本のマッスル社製介護ロボットのアメリカ事業化に従事。シラキュース大学電気工学部卒。

 

岡田朋之:イリノイ州シカゴのモトローラ社でエンジニアとして、日本向け携帯電話の回路、IC設計を担当。その後、日本モトローラにR&Dプロジェクトマネージャーとして赴任。後に技術開発部長としてNTTドコモとの3G UMTS WCDMAの共同技術開発を担当した。2007年に同社を退職、携帯電話OSベンチャーの営業担当VPを経て、アプリックス社米国社長、本社役員、子会社Zeemote CEOとして携帯電話用ソフトウェアや、IoT/M2M新規事業の営業統括に従事した。2015年より、ワイヤレス給電の基本特許を持つWiTricity社にてシリコンバレーおよび日本向けの営業コンサルティング業務の後、現在は同社ディレクターを務める。アリゾナ州立大学工学部電子工学科卒。

 

中島和宏:住友金属鉱山・電子材料研究所、事業開発センター等を経て1994年に渡米、半導体パッケージング・ベンチャーnGHIP社、製品開発受託企業(EMS) Flextronics社の後、2002年に独立。製品、技術動向から企業情報など技術系をベースとしたリサーチ&マーケティング、新技術や開発品の商品企画、業務提携コーディネート・業界参入へのお手伝いなど、主に日系企業の米国進出に関わるクライアントの一員となって活動してきた。専門分野は半導体デバイス、光デバイス、デバイス・パッケージングや実装、光通信ネットワーク、および関連材料。電気通信大学材料科学課修士課程1985年卒。

 

二村夏彦:博士課程在学中NIH、 NCBIでリサーチフェローとして遺伝子、タンパク質検索ソフトウェアBLASTの開発に携わる。卒業後、オハイオ州立ライト大学で助教授として高速・並列計算、バイオインフォマティクス分野の研究教育に従事、DNA・タンパク質データーベースの高速化、高速文字列検索等の分野で業績を残す。溶媒露出表面積計算アルゴリズムは、分子モデリング・可視化コンピュータソフトウェアVMDで採用されている。2009年より、InfiniteBio社で日本企業の米国展開サポート、新技術開発、新技術調査などのコンサルティング業務、さらに独自技術のビッグデーター向け高速データーベース検索技術の開発、ライセンシング業務を行うなど、高性能コンピューティング、バイオインフォマティクス分野のコンサルタントそしてソフトウェア・アルゴリズム開発者として活動。シラキュース大学計算機科学博士課程卒。